「トップページ」の設計と意図
サイトの顔となるトップページの設計について書いていきます。トップページに持たせる大きな目的は2つあります。
・サイトの価値をわかりやすく伝える
・ユーザーの共感を得る
サイトの価値をわかりやすく伝える
トップページの目的は、初めて訪れる人に対して「このようなサイトですよ」とわかりやすく提示することです。
誰が書いているのか?
どんな情報が書いているのか?
読むことによって何が得られるのか?
サイトの全体像をパッと見てなんとなくわかってもらえるようなページにします。そのための方法として、各ページを軽く紹介する目次のような役割を持たせるようにします。
「このサイトにはとてつもない量の有益な情報がありそうだ」という印象を持ってもらえるような工夫をします。コンテンツが多いサイトなのに、「情報量が少なそう」と思われたらもったいないと思います。もちろん、情報が少ないのに多く見せるような詐欺的なことはしません。
また、トップページでは極力商材の匂いは漂わせないようにします。役に立つサイトだ、と思ってもらうことを第一に考えます。
ユーザーの共感を得る
もうひとつの目的はユーザーの共感を得ることです。
「このサイトは自分のためにあるんだ!」と思ってもらうページにします。そう思ってもらうために、サイトが狙ったターゲットを意識してコンテンツを書いていきます。
問題提起をし、それを解決するためにはどのようにすれば良いのか?解決することができればどうなるのか?そのようなことを想像してもらえるようなコンテンツを作成します。
ユーザーの目線を逆算して自然な導線を引く
トップページはこの記事を書いている時点ではまだつくっていません。おそらく全てのコンテンツが揃った後につくると思います。サイトコンセプトやターゲットは設定しているのでつくれないことはないのですが、最後につくったほうが自然になると思います。
なぜか?
ユーザーが訪れる道順を逆算してつくったほうが自然な導線を引けると考えるからです。
訪れたユーザーが成約に至るまでの道筋をこのように設定しました。
トップページ
↓
各ページ
↓
アフィリエイトリンク
↓
販売ページ
↓
成約
検索流入でこのトップページを訪れる人は多いと予測できます。つまりトップページが初めて見るページになることが多いということです。そしてそこから各ページに飛ぶわけです。
その時の流れを自然にするには、前提として各ページの内容がきちんと決まっている必要があると思います。各ページのコンテンツが揃ってこそ、その目次としてふさわしいトップページをつくれるし、目次が正しく機能するのではないかと思います。
もちろん、サイト構成の段階で全体像はイメージしているのですが、より整合性を取るために一番最後に作成することにしました。
サイトを設計する順番は、上記のユーザーが訪れる順番を逆算します。
成約
↓
販売ページ
↓
アフィリエイトリンク
↓
各ページ
↓
トップページ
最終的にアフィリエイトしたい商品の販売ページに導きたいわけなので、そこを起点にサイトをつくるべきだと考えています。こうして導線をしっかりと設定することで、訴求がブレないようになります。
この考え方は「ブルーオーシャンPPC」という松井宏樹さんの教材で勉強しました。PPCアフィリエイトの教材ですが、すべてのビジネスに通じる普遍的な考え方ではないかと思います。