サイトコンセプトを決める「何を」=価値
前回はサイトコセプトのうち、「誰に」についてどう設定したのかを書きました。
今回は「何を」についてです。
ユーザーに何を伝えるのか?この「何を」の設定に対する考え方は人によって分かれているように思います。
ある人は「案件が持っている価値」を「何を」に設定すると言う。
ある人は「サイトが伝える価値」を「何を」に設定すると言う。
「案件が持っている価値」というのは、「その案件を手に入れることによって得られるもの」です。それを使うとどうなれるのか?どんな未来が待っているのか?を伝えるということです。
一方、「サイトが伝える価値」というのは、「テーマやメッセージ」です。「このサイトは何を言わんとしているのか?」ということです。
アフィリエイトのマニュアルなどを見ても、このように「何を」の定義は違うことがあります。
個人的には、サイトコンセプトを決めるうえでの「何を」は、後者の「テーマやメッセージ」と捉えています。「案件が持っている価値」は、どちらかというとこの次に設定する「どのように」に包括させることができるのではないかと思っています。
どのように訴求するかの手段のひとつとして、「案件が持っている価値」を提示する、というような感じです。ちょっとわかりにくいですかね、説明が下手ですみません。
そんなわけで、ぼくは「何を」は「テーマやメッセージ」と定義します。次のように決めました。
・成人男性のO脚は治すことができます
・整体やカイロで治せなかったO脚でも自宅で治すことができます
・矯正器具などを使って自己流で治すのは危険です
・誰も教えてくれないO脚の真の原因と正しい対処法を教えます
大筋ですが、このような情報を伝えて案件の成約に導こうと思います。
ここをきっちり定めないと、サイトの軸がぶれてしまって「で、何が言いたいの?」と思われてしまいます。 導線があやふやになってしまいます。
そして、ここで決めたテーマやメッセージは、紹介したい案件に直結するものでなければいけません。当然ですが。
次の記事では「どのように」についてどんな設定をしたのかを書いてみようと思います。