サイトコンセプトを決める「どのように」=切り口
「誰に」「何を」が決まりました。あとは「どのように」を設定するとサイトコンセプトが決定します。
どのように伝えるか?サイトの情報の伝え方です。サイトのエッジを立てるために、これが非常に重要だと思います。
「誰に」「何を」を絞ること自体も「切り口」になりますが、それだけでは弱いと思います。「誰に」「何を」が定まっていても、それをどのように伝えるのかがボケていると、訴求が弱くなってしまいます。
どの立場で伝えるのか?
どんな文体で伝えるのか?
体験談をもとに語るのか?
データをもとに語るのか?
どのような導線を引いて訴求するのか?
案件のどの要素を強調するのか?
など、こういう部分を工夫すると他のサイトとは違う独自性が生まれます。他のサイトと「誰に」「何を」がかぶってしまったとしても、「どのように」の設定次第で全く違うサイトになります。「見せ方」とも言えるでしょう。
次のように設定しました。
■書き手のポジション
・実際に福辻式でO脚矯正を実践した30代男性
■コンテンツのベース
・書き手自身の福辻式体験談
・書き手自身の福辻式レビュー
・福辻式に則ったO脚の基礎知識
■文章の書き方
・ていねいな言葉で、ユーザー目線で寄り添うように
・売り込まない、そっと提案する
また、「何を」で設定した「成人男性のO脚は治すことができます」というメッセージの伝え方として、
・女のO脚はカワイイけど、男のO脚はみっともないですよね。
・男らしく背筋の伸びたスタイルを手に入れるために、O脚を改善しましょう
・スーツをカッコ良く着こなせる脚を手に入れましょう
などのように、「男らしさ」を強調することにしました。
あと、男性向けのサイトではありますが、女性に対しても次のように訴求できます。
・治りにくいと言われている男のO脚が治った方法です。だから女性ならもっと簡単に治りますよ
整体やカイロでO脚矯正をおこなったけど治らなかった人に対しては、
・治らなかった原因は、生活習慣に手をつけていなかったからです。整体に通わなくても、O脚の真の原因を理解すれば自宅で治せます
というような訴求の仕方をします。
以上が「どのように」です。これでサイトコンセプトが決定しました。