レビュー記事をこのように書いていきました
前回の記事では、レビュー記事を書く際に心がけていることを書きました。「ユーザーが商材に対して抱えているであろう不安や疑問を想定し、それをひとつずつ崩していく」ということを意識しながらレビューしていくということでした。今回はその考えをもとにどのようにレビュー記事を書いていったかを記しておきます。
こちらが前回の記事です。
まず、ユーザーが抱くであろう「商材に対しての不安」を挙げていきます。
「本当に治るのか?」
「飽き性の自分でも取り組めそうか?」
「詐欺商品じゃないのか?」
「価格に見合った内容なのか?」
「どのような形で届くのか?」
「治るまでどれぐらいの期間を必要とするのか?」
「他の方法より優れているのか?」
「本当に返金に応じてくれるのか?」
いろいろあるはずです。ぼく自身、商材を買う際には不安がたくさんありました。それを思い出すだけでもいくらか出てきます。そしてこれを色々なユーザーを想定して思いつく限り挙げまくっていきます。
そしてその不安を崩していくにはどうすればいいか?ということを考えながら、レビュー記事の構成を考えます。
・福辻鋭記(著者)について
・開封の儀
・DISC1の内容と感想
・DISC2の内容と感想
・デメリット
・メリット
・オススメできない人
・オススメできる人
・自分が買うことになった決め手
このようになりました。では、各項目ごとに「解消できるユーザーの不安」と、どんなコンテンツを書いたのかを説明します。
福辻鋭記(著者)について
<解消できるユーザーの不安>
「誰が監修しているのか?」
「どんな実績があるのか?」
「詐欺師じゃないか?」
そのような疑問を解消していきます。事実、福辻先生は鍼灸院を30年以上営んでいて、多くの実績を持っています。出版もテレビ出演もしています。そのような情報を書いていきます。
開封の儀
<解消できるユーザーの不安>
「どのように届くのか?」
「家族にバレないか?」
「早く着くのか?」
「送料は高いのか?」
「中身がカラッポなんてことはないか?」
実際に我が家に届いた商品を写真で撮りました。開封しながら感じたことを書きました。写真があるだけで信頼性も高まるんじゃないでしょうか。「この人は本当に買ったんだな!」と。
あとはいつ注文していつ届いたか。送料は無料だったこと。「DVD在中」と書かれているので家族に見られたくない人でも安心ですよ、ということなどを書きました。
DISC1の内容と感想
DISC2の内容と感想
<解消できるユーザーの不安>
「内容は薄くないか?」
「ネットで手に入るような情報じゃないか?」
「本当に簡単な方法か?」
商材であるDVDそのもののレビューです。視聴してどう思ったか、感想を書きます。
どんな内容だったのかも書きますが、それよりもそれを見てどのような感情を抱いたかを重点的に書きます。ぼくは実際に購入して初めて見た時に、メモを取りました。良いことも悪いことも書き留めました。それをもとに素直に書きます。
ただ、ここでは良いことを中心に書きます。悪いと思ったことはこの後の「デメリット」の項目に書きます。良いと思ったことを3つのトピックに分けて書きました。
どのような感情を抱いたのかを、読み手に想像させるように書きます。そうすると「一体どんな内容なんだ!?」と興味を持ってもらえるのじゃないかという狙いです。そそらせます。
デメリット
これを書く理由は、商材に対する不安を解消するためではなく「サイト自体への疑いを消すため」です。
「このサイトも他のサイトのように、ただこのDVDを売りたいだけじゃないのか?」と思っている人がいたとしても、正直にデメリットが書かれていることによってその疑いが晴れると思います。実際に使用して感じたリアルなデメリットを書くので信用を得ることになります。
それとデメリットを書くことにはもうひとつ大きな目的があります。それは「商材のデメリットを書くことによってサイトの価値を高める」ということです。これは長くなるので別記事で書こうと思います。
メリット
<解消できるユーザーの不安>
「自分にもできそうな簡単な方法か?」
「自分にも効果が出そうか?」
「他の方法より優れているのか?」
これは説明するまでもないと思いますが、なぜこのDVDの方法が優れているのかを書きます。販売ページに書かれていることやライバルサイトに書かれていることは気にせず、自分自身が素直に感じたメリットを書きます。
オススメできない人
これを書く理由もデメリットの項と同様で、「サイト自体への疑いを消すため」です。
そしてもうひとつ役目があります。この後に書く「オススメできる人」の項を引き立てるということです。
「オススメできる人」の条件に当てはまるユーザーは、この「オススメできない人」の項を読みながら、「じゃあぼくにはこの商材はふさわしそうだ」というふうに思うはずです。そして次の「オススメできる人」の項を読んだ時に、その気持ちがさらに強化されるという狙いです。
つまり、「オススメできない人」がどんな人かを書くことによって、逆説的に「オススメできる人」がどんな人かということをあぶりだしているわけです。これを機能させるために、先にデメリットを書く必要があります。書く順番にも意味があるということです。
オススメできる人
これを書くことによって、この条件にあてはまる人の背中を押します。
「これこそぼくが探していた方法だ!」
「色々試してダメだったけど、きっとこの方法は違う!」
前項で「どんな人にオススメできるか」を暗に示しているので、この項ではあまりクドクド語らないようにしました。
自分が買うことになった決め手
「これ絶対に治るんで買わないと損ですよ!」と言うと売り込みになりますが、「ぼくが買おうと決めた理由は○○だからです!他の方法とは違って○○なのでコレしかないと思ってダメもとで実践しようと思いました。もし効果がなかったら○○すればリスクもないので買いました!」と言うことによって、売り込まずに背中を押すことができると思います。
もちろん、本当にぼく自身が買うときに思ったことを書きます。初めて販売ページを読んだときに、どの部分が心に響いたかを書き留めておきます。どこを読んだときに「これなら買ってもいいだろう!」と決意したかを覚えておきます。
ユーザーに直接訴えるのではなく、自分自身が購入に至った際に抱いた感情や心の動きなどを書くことによって擬似的に同じ感情の体験をさせ、間接的に訴えます。
その他
ここから先はクロージングっぽいコンテンツになる予定ですが、まだキチンと書いていません。というか書けません。それは、現時点(11/9)ではぼくもまだ商材を実践している最中だからです。完全にO脚を矯正できた時に、本当にオススメできるようになると思います。その時が来るまでは書かないようにします。絶対に治ると信じていますが。
今のところ、この後に書こうと考えている項目は
・質問の募集
・特典の紹介
です。
とまあ、レビュー記事に書きたいことはたくさんあって、かなりの長いコンテンツになりそうなわけです。そこで思ったのが「長すぎてユーザーが疲れないか?」「見やすいか?読みやすいか?」といったようなことです。その問題に対してどういう対策をしたかということを、次の記事で書こうと思います。